LB連撃アップの罠

どうもおひさしぶりです。一昨年の8月にDO、水ゾ、フィンブル、ケル銃と重なったのに嫌気がさして一時引退していたこともあり長い空白ができてしまいましたが、時代遅れの記事にも関わらずたまにアクセスもあるみたいなので少しずつ更新を再開しようかと思います。

さて、タイトルの通りLBの連撃アップについてですが、既存の連撃装備だけでなく無垢・オメガの闘争スキルの登場によりマグナでもTA/DA率が簡単に盛れるようになり、連撃アップの重要度が下がったにも関わらず、過大に評価されたままなのではないかということを示していきたいと思います。

連撃を含めた通常攻撃期待値ですが、先にTA判定がされ、外れるとDA判定、さらに外れるとSAになることより、以下の式であらわせます。
3*TA+2*(1-TA)*DA+1*(1-TA-DA)
これだと直感的にわかりにくい上に計算もしづらいのでこう変換します。
=1+2*TA+(1-TA)*DA
例えば、LBでTA率が2%増えた時の期待値の増分は以下になります。
(1+2*(TA+0.02)+(1-TA-0.02)*(DA)/(1+2*TA+(1-TA)*DA)
これを用いて各種連撃LBの段階ごとのアップ率がTA/DA率の変化でどう変わっていくか見ていきましょう。簡略化のためTA=DAで計算し、参考として上軸の攻撃力の時の攻撃力500/300アップのダメージ寄与率も入れています。
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キャラごとに設定されている基本TA/DA率にオメガ闘争の20%を足すと、一部の例外を除いたSSRキャラのTA/DA率はおよそ22〜30%となるので、現環境ではここが最低ラインと考えられます。22%時点でDA2%とDA1%は1%を割ってしまいます。プラスなし無課金装備を4凸で揃えた時の攻撃力は多めに見積もっても50000弱ですから、攻撃力500アップで1%強、プラス全99振り得意武器揃えでも0.6%ぐらいはあります。
さらにいわゆる四天バフが乗るとTA/DA率は52〜60%ぐらいになりますが、ここまでくると1%以上はTA2%だけになります。うまく奥義が回ると主人公以外は5ターン中1ターンが奥義、2〜3が四天バフ、残り1〜2がバフなしで、大半が四天バフありか奥義となるので寄与度は下がります。
また、属性によっては三手などの装備で上積みもできるのでさらに下がります。たまにDAを確定させるためにLBを振るという人を見かけますが、仮にLB込みの基礎10%+通常三手上限の50%+覚醒四天刃の35%で95%あるところにDAを5%増やして確定させたところで、増える期待値は0.085%しかありません。

というわけで、背水やW攻刃、古戦場の各種バフで上限に届いてるなどでなければ、オメガ+四天バフ環境でDA2%以下に振るよりは攻撃力500に振った方がいいんじゃないでしょうか。